失うべくして失う

長年連れ添った妻に「離婚」を突きつけられたと

泣きながら、連絡を入れたきたおじさまがいます。

人は、時に大切なひとを失うことがあります。

なぜ失うことになるのか

それは自分自身にしかわからないですし

他人がこうだと言っても

自分で納得しないと本当の意味ではわからないものです。

一番愚かな考えは「当たり前」と

思ってしまうこと。

家族や友人がいるのが当たり前

当たり前だと思うと

ろくに気を使わなくなったりするんです。

快楽や欲望の虜になってしまっても

「当たり前」を失うリスクは上がります。

本当に自分を心から幸せにしてくれるものは何？

自分の心が豊かになるものは何？

生きる上で大切なものは何？

ということに意識的になるほど

人生の輪郭がくっきりはっきりしてきます

世間の戯事に振り回されず

自分の人生を歩んでいけるようになるんです

何か選択に迷う場合

失ってでも手に入れたいものか問いましょう

それでも手に入れたいなら

とっとと手に入れればいいだけです

でもやってしまったことに対しては

格好をつけてくださいね。

私がするのであれば、全力で格好はつけます

それは責任をとるということです。

わかっていても

なかなかできないのが人間の愚かさ

「失ってから気づくのでは遅い」と

しっかり腑に落として生きるのが

本当に賢い生き方だと思います

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